Qスイッチルビーレーザー|まつもと皮膚科クリニック|福知山・丹波・丹波篠山市の皮膚科・美容皮膚科

Qスイッチルビーレーザー|まつもと皮膚科クリニック|福知山・丹波・丹波篠山市の皮膚科・美容皮膚科

Qスイッチルビーレーザー QSWITCH

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーはメラニン色素などの黒い色に反応するレーザーの性質を用いて、しみ、そばかす、あざなどの色素異常症やアートメイク、刺青(タトゥー)などの色素異常を治療する医療用レーザーです。
黒い色だけにピンポイントで反応するので、正常組織へのダメージを最小限に抑えつつ、少ない回数で効果を得ることができます。ルビーレーザー光の波長(694nm)は酸化ヘモグロビンへの吸収がとても低く、メラニンにおける吸収が高いレベルにあります。
そのため、周囲の組織にダメージを与えずに、かつ傷跡を残さずにメラニン色素のみを安全に破壊して治療でき、周囲の正常な皮膚や血管を傷つけません。正常組織へのダメージを最小限に抑えつつ、少ない回数で効果を得ることができます。

期待できる治療効果

シミやそばかすの除去

施術前

施術後

治療原理

Qスイッチルビーレーザーは、顔全体に広がるシミやそばかすを治療できます。
シミやそばかすの原因は、紫外線から皮膚を守るために過剰に分泌されたメラニン色素です。
ルビーレーザーの光は、正常な組織への影響を最小限に、メラニン色素に限定して破壊することが可能です。レーザーを組織中のメラニン顆粒に選択的に吸収させ、熱に変換させます。周辺の組織を傷つけずに、メラニン顆粒だけを確実に破壊し、真皮内で破壊されたメラニン顆粒は粉々になり、マクロファージに貪食させることで、次第に色素が消退していきます。破壊されたメラニン色素はかさぶたのようになり、体表へ排出されます。
メラニン色素が皮膚の深い部位にある場合、体内で分解後に体外へ排出されます。

しみのQスイッチレーザー治療後の経過

直後の照射時は、輪ゴムで「パチッ」とはじかれたような軽い痛みがあります。直後に白いかさぶたができています。数十分で茶褐色になります。軟膏を塗って、テープで保護します。
3日後には茶色いかさぶたができています。かさぶたを無理やりはがさないように注意しましょう。
10~14日後には、かさぶたが剥がれてピンク色になっています。この時のお肌は非常にデリケートですから、こすらないように注意し、日焼け止めをしっかり塗りましょう。
治療1ヵ月後には、うすい色素沈着がみられます。色素沈着が濃い場合は、それをうすくする塗り薬を処方いたします。
治療6ヵ月後には、色素沈着がおさまって、正常な皮膚と同じ色調に戻る場合が多いですが、一過性の色素沈着が1年以上続く場合もあります。
引き続き、こすらないこと、日焼け止めを塗ることを徹底しましょう。
※治療結果には個人差があります。

リスク・副作用

リスク

【禁忌事項】

妊娠中または授乳中のかた
日焼けした肌:日焼けした肌はレーザーの影響を受けやすく、色素沈着や火傷のリスクが高まるため。
皮膚疾患:皮膚に炎症や感染症がある場合
アレルギー反応:過去にレーザー治療や関連成分に対してアレルギー反応を起こしたことがあるかた

副作用

Qスイッチルビーレーザーの副作用として、次のようなものが考えられます。
・色素残存
・傷跡
・色素沈着
・脱色素・白斑化

Qスイッチルビーレーザーは熱によってメラニン色素を破壊する治療法のため、軽いやけどが生じるリスクがあります。
肝斑がある場合、軽いやけどでも色素沈着が発生することがあります。

あざの改善

あざの原因であるメラニン色素のみに反応するレーザー光を用いることによって、色素を破壊してあざを消す方法です。
その最大の効用は周囲の組織にダメージを与えることなく、あざの色素を分解する方法で、安全性の高い治療法と考えられています。施術者は医師のみとなることもこのレーザーの特徴であります。
Qスイッチルビーレーザーは、あざやADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などの除去が可能です。ADMは真皮にできる色素沈着が原因の青あざです。
「メラノサイト」と呼ばれる色素細胞が皮膚の深い位置に発生してメラニンを作り出します。ADMはメラニン色素が原因なので、シミやそばかすの治療と同様のメカニズムで作用します。3~6ヵ月に一度のペースで施術を行い、効果が現れるまで繰り返します。
また施術後、一時的にあざが濃くなって見えることがありますが、時間が経つにつれて徐々に薄くなっていきます。

ほくろの除去

平らなほくろは、Qスイッチルビーレーザーで少しずつ薄くし、目立たなくすることが可能です。
皮膚を削らずにほくろを除去するため、肌へのダメージが少なく、翌日から絆創膏なしで過ごすこともできます。治療時の痛みも少ないので、麻酔なしで施術を受けられます。
ただし、繰り返しレーザーを照射する必要があるため、治療期間は長くなる可能性が高いです。
ほくろの除去にかかる治療回数には個人差がありますが、月に1度の施術を5〜6回行います。

日常生活の注意点

・当日は患部を濡らさないようにご注意ください。
・翌日からそっと優しく洗顔を行うことができます。
・処置後は医師の指示通り、アフタケアを行ってください。
・患部へのメイクは、医師の指示があるまでお控えください。

治療前後は日焼け対策、摩擦対策を徹底するようにしましょう。せっかく施術を行っても、日焼けや摩擦が加わると思うような効果が得られません。

治療までの流れ

1 診察
医師による診査診断後、治療可能かどうかを判断いたします。
医師の判断により照射ができない場合は、他の治療法をご案内いたします。
2 予約
レーザー照射可能と診断された場合、麻酔のテープをお渡しいたします。
レーザー治療のご予約をさせていただきます。
3 施術
ご予約時間の1時間前に患部に素肌の状態で麻酔テープを貼ってお越しください。
4 施術後
レーザー照射後より7~10日の間、茶色のテープを貼ってお過ごしいただきます。
レーザー照射してから約1週間後、約1ヵ月後に受診していただき、患部の状態を確認させていただきます。
その際、場合によっては、レーザー治療後の色素沈着の治療を行います。
レーザー照射後、気になることがございましたら、いつでもご連絡をいただきますようお願いいたします。

よくあるご質問

Q

Qスイッチルビーレーザーの治療に痛みはありますか?

A

Qスイッチルビーレーザーは、施術時に輪ゴムではじかれたような痛みが生じることがあります。痛みの感じ方には個人差があります。
痛みが気になるかたには、麻酔テープやクリームを使用して痛みを軽減することも可能です。

Q

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムはどれくらいですか?

A

ダウンタイムとは、治療によって日常生活に支障をきたす期間のことです。Qスイッチルビーレーザーでは、1~2週間程度のダウンタイムが存在します。
ダウンタイム中は治療部位に刺激や摩擦を加えると、症状が悪化する可能性があります。洗顔やメイク時に、必要以上に強くこする行為は避けてください。

Q

Qスイッチルビーレーザーでかさぶたにならないことがありますか?

A

Qスイッチルビーレーザーを照射しても、かさぶたができないケースがあります。
かさぶたができないからといって、異常というわけではありません。特にADMや深い場所にできるシミ、淡いシミなどの施術後は、かさぶたができないこともあります。

Q

Qスイッチルビーレーザーは保険適用ですか?

A

Qスイッチルビーレーザーは、症状に応じて保険適用の可否が異なります。
青あざや扁平母斑、外傷性色素沈着などの症状では保険適用を受けることができます。シミやその他症状の治療は保険適用外になる場合があります。

Q

Qスイッチルビーレーザーは何回くらい治療が必要ですか?

A

Qスイッチルビーレーザーの施術回数は、症状によって異なります。
そばかす(雀卵斑):1~2回
シミ(日光性色素斑):1~2回
ほくろ:5~6回
あざ・ADM:4~6回

そばかすやシミの場合、1回の治療で終わる場合もあります。 ほくろや青あざをはじめ、扁平母斑や太田母斑などの症例では複数回の治療が必要です

料金表

Qスイッチルビーレーザー

部位1回
10mm11,000
両頬+鼻11,000~33,000円

※表示金額は全て税込です

カウンセリング

初回カウンセリング
1,100円

※表示金額は全て税込です

お支払方法

まつもと皮膚科クリニックでは、
下記のお支払方法が可能です。
現金 現金でのお支払い
クレジットカード VISA/JCB/
Mastercard/など
医療ローン 低金利分割払いでの
お支払い
キャッシュレス
決済
各種電子マネー/
各種QRコード決済
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