ピコフラクショナルについて

目に見えない微小な穴で、
お肌トラブルを解決!
フラクショナルレーザー治療とは、お肌に対して目に見えない程の極小の穴を無数に作り、お肌を入れ替える(スキンリプレイスメント)治療を指します。ピコレーザーに特殊なレンズを装着し、点状に、強力にレーザーを照射することで、皮膚にオプティカルブレイクダウンを発生させ、皮膚の活性化を促す治療法です。お肌の再生力によってコラーゲンを活性化させ、老化したお肌自体を入れ替えることにより、新しいお肌に生まれ変わらせることができます。
レーザー光による衝撃波によりダメージを受けた皮膚は、線維芽細胞が活性化し、創傷治癒過程においてコラーゲンの新生・増殖、エラスチンの形成促進が起こることでリフトアップ効果やお肌の弾力を取り戻し、肌細胞を内側から若返らせることができます。ピコレーザーは、シミなどの色素を取り除くのに高い効果を発揮しますが、当院で採用したピコシュアはFOCUS照射(フラクショナル照射)が可能です。お肌に微小な穴を開けニキビ跡・毛穴・肌質改善を促す治療です。
このFOCUS照射は皮膚表面にダメージを与えることがないため、お肌を傷つけずに、真皮のコラーゲンやエラスチン生成を活性化させ、お肌の再生を促すことによりニキビ跡(クレーター)だけでなく、毛穴の開き、小じわなどの肌質改善、皮膚の若返りの効果も期待できます。お肌の若返りにも非常に高い効果を発揮します。従来のフラクショナルレーザーは点状出血などが起こりやすく、5~7日程度のダウンタイムがありましたが、ピコシュアによるFOCUS照射は、お肌へのダメージが少なく、ダウンタイムも1日くらい赤みが続く程度です。
ピコシュアによるピコフラクショナル照射治療は、しわ、ニキビ跡、色素沈着(シミ・肝斑)に対する治療として、米国FDA(日本の厚労省に相当するもの)から承認されています。
このような場合はご相談ください
- ニキビ跡、お肌の凹凸
- 毛穴の開き、小じわ
- 皮膚の若返り
- シミ、くすみ



ピコフラクショナルの特徴

- 1
- 施術スピードの速さ
従来のシミ治療で使用されていた「Qスイッチレーザー」は、レーザーを照射した部位のメラニンに熱を発生させ、その色素を破壊するものでしたが、ピコシュアは熱ではなく衝撃波でメラニンを破壊します。その衝撃波は従来の機器よりも細かく色素を破壊することができるため、治療速度が短縮されました。
- 2
- お肌表面だけでなく真皮層にも働きかける
ピコシュアを照射した後は、お肌表面だけでなく真皮層にも照射の影響が及びます。コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、お肌のハリや弾力の向上・ニキビ跡の改善などの効果が期待でき、肌質そのものが改善されます。
- 3
- お肌への負担が少なく、ダウンタイムも短い
従来のフラクショナルレーザーは点状出血などが起こりやすく、5〜7日程度のダウンタイムがありましたが、ピコシュアによるFOCUS照射は、お肌へのダメージが少なく、ダウンタイムも1日くらい赤みが続く程度です。
期待できる治療効果
毛穴の開き・ニキビ跡
ピコフラクショナルの照射治療により、お肌の深層まで微細な穴を開けることで、真皮層でのコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。期待できる治療結果として、お肌が引き締まり、毛穴の開きが改善されるだけでなく、ハリと弾力の改善も期待できます。また、ピコフラクショナルの照射治療により、クレーターなどのニキビ跡に対し深層のコラーゲン生成を促進し、お肌の再生を促します。微細な照射で真皮を刺激することで、ニキビ跡が滑らかに整い、目立たなくなる効果が期待できます。
Before

After

治療内容 | ピコレーザーのフラクショナルモードにより、お肌に微小な穴を開けニキビ跡・毛穴・肌質改善を促す治療です。 |
---|---|
費用 | 1回 44,000円 |
期間 | テーピングは不要で、ダウンタイムもほとんどありません |
リスク・副作用 | 熱感、赤み、やけど、色素沈着が生じる場合があります。 |
※表示金額は全て税込です。
日常生活の注意点
施術当日は長風呂、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。施術後1週間は乾燥しやすく、お肌も敏感になっています。保湿や紫外線ケア、摩擦を避けるようにご注意ください。治療の経過により、ニキビのような皮疹が発生する可能性がありますが、ほとんどが一過性で落ち着いてきます。ピコフラクショナルレーザーの治療中は日焼け対策、摩擦対策を徹底するようにしましょう。せっかく施術を行っても、日焼けや摩擦が加わると思うような効果が得られません。
治療までの流れ
- 1 診察
- お肌の状態を診察し、診断および治療できるかどうかの判断、カウンセリングを行います。肝斑がある場合などは、まずその治療を優先することもあります。
- 2 施術前
- 施術前にはお化粧や日焼け止めをよく落として頂きます(当院でもクレンジング、タオルのご用意がございます)。
治療前のご注意:日焼けをしていると、表皮のメラニン色素が多くなり、やけどを起こすリスクが高まります。長期間の徹底した遮光が必要となります。
- 3 施術
- レーザー照射、クーリングを行います。
※治療されるときの体調やお肌の調子によっては、施術をお受け頂けないことがあります。
- 4 施術後
- 施術後の注意点をお伝えいたします。当日の多量の飲酒はお控えください。SPF40以上の日焼け止めを使用して、日焼けを予防してください。
よくあるご質問
ピコフラクショナルレーザーは痛いですか?
ある程度痛みが伴います。論文によると痛みスコアは10が最大の痛みだとすると平均すると2.83ですので、それほど激しい痛みではありません。しかし痛いと感じる方もいますので、その場合は麻酔のクリームを使うといいでしょう。
ピコフラクショナルレーザーは何回くらい治療すればいいですか?
1クール、5回の治療が標準的です。当院では1クール5回として、その後は、単発で続けて頂くことをおすすめしています。治療間隔は約4週間開けるといいでしょう。
ピコフラクショナルレーザーのダウンタイムを教えてください。
直後は、軽度の赤みやほてりを感じますが、数時間で軽快します。数時間ほど赤みが続く程度です。また、点状出血が出現する場合がありますが、1週間程度で消えます。翌日から一時的にニキビのような皮疹が出現することがありますが、1~2週間で消えます。ごく稀に色素脱失や炎症後色素沈着を起こすことがあります。また小さなかさぶた(マイクロクラスト)ができる場合がありますが、それほど目立ちません。経過には個人差があります。
一度の施術できれいになりますか?回数はどれくらいかかりますか?
一度の施術で完了するものではありません。約1ヵ月に1回のペースで、5~10回程度継続することをおすすめいたします。
メイクはいつから可能ですか?
施術直後から軽いメイクは可能です。
妊娠中でも施術はできますか?
妊娠中および妊娠の可能性のある方はお受け頂くことができません。
費用
料金表
ピコフラクショナル
(ニキビ跡・毛穴)
部位 | トライアル | 1回 | 5回 |
---|---|---|---|
顔全体 | 33,000円 | 44,000円 | 176,000円 |
両頬 | 33,000円 | 140,250円 | |
鼻 | 9,900 | 15,000円 | 60,000円 |
※表示金額は全て税込です
お支払方法
下記のお支払方法が可能です。
Mastercard/など
お支払い
決済 各種電子マネー/
各種QRコード決済
注意点・リスク・副作用
ダウンタイム
・個人差がありますが、治療後数日間赤みや軽度の膨疹ができる場合があります。・レーザー後、ヒリヒリした痛みや軽い炎症が数日続く場合があります。
・照射した部分は約1週間、一時的に濃くなり、かさぶたができることがあります。
・かさぶたが取れた後に、1ヵ月くらいして炎症後色素沈着が起こることがあります。
・炎症後色素沈着は3~6ヵ月で自然に消退します。
・かさぶたが取れた後に、赤みが1~3ヵ月残ることがあります。
・シミの種類によっては、1回で取り切れない場合があります。
・炎症後の色素沈着により、一過性に濃くなる場合がありますが、自然に薄くなっていきます。
・照射後、正常な色素が抜けて皮膚が白くなる色素脱失を起こす可能性があります。
アフターケア
・施術後はお肌の保湿をしっかりと行い、紫外線対策を行ってください。・照射当日はメイクはできません。翌日から軽いメイクが可能です。
禁忌・注意事項
・光線過敏症の方、光線過敏を引き起こす薬剤を使用中の方・ケロイド体質の方
・妊娠中、または妊娠の可能性のある方
・リウマチの治療歴がある方(金製剤使用歴)
・施術部位にアートメイクや刺青が入っている方
・ペースメーカーや埋め込み式除細動器を入れている方
・過去6カ月以内にイソトレチノインを服用した方
・日焼けをしているもしくは直近で日焼けをする予定がある方
・治療部位に皮膚疾患(感染症、皮膚炎、皮膚がんなど)や開放創がある方
・治療部位に金属(糸、プレート、ボルト)埋め込んでいる方
・創傷治癒に問題がある方(高用量ステロイド内服中や糖尿病の方など)
・重篤な全身疾患がある方(悪性腫瘍、心臓病、糖尿病、出血性疾患など)
・ヒアルロン酸注入後の方
・金の糸(ゴ―ルデンリフト)が入っている方
・一部の内服治療を受けている方
・照射部位に皮膚がんがある方
・活動性の感染症をお持ちの方