水いぼMolluscum
病状・原因水いぼ(伝染性軟属腫)とは?
- ウイルス感染によっておこる、人にうつる皮膚病です。大きさが1~3㎜くらいの、少し光ったイボが全身のどこにでもでき、つぶすと粥状の内容物が出てきます。それが他の皮膚につくと、どんどん数が増えていきます。裸になるプールやお風呂で皮膚が触れるとうつりやすくなります。空気感染はしません。
放っておくと、6ヶ月~2年くらいかけて自然に治ります。
予防日常生活での注意点
- イボがある間はプールはお控え下さい。摘除すれば翌日からプールや湯船に入れます。
ご家族にうつらないように、タオルや衣服の共用は避けましょう。入浴時のタオルやスポンジ、スイミングのビート板などによってもうつる事があります。
泳いだ後はシャワーをしてきちんとスキンケアをしましょう。
イボの周辺を掻くと、まわりにイボが増えやすくなります。どんどんイボが増えてきた場合は、早めに医療機関を受診して下さい。
治療方法どんな治療をするの?
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当院では基本的に麻酔テープを貼って、ピンセットでイボの芯をつまみ取ります。
わずかに出血しますので、小さな絆創膏を貼ります。当日、入浴前に絆創膏をはがして下さい。当日のみ湯船は避けて、シャワーのみとして下さい。約1週間は、1日2回 朝と入浴後に、抗生剤の軟膏を患部に塗って頂きます。
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液体窒素で凍らせて、イボにダメージを与えて少しずつ取る方法です。
2~3週間ごとに通院が必要となります。
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処置をお受けになれない場合や、繰り返し再発する方には、漢方薬の内服も処方いたします。粉薬や錠剤のお薬を内服できる、3歳以上の方に限ります。
服用期間は、概ね2週間~数ヶ月となります。
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かゆみが強く、湿疹反応がある場合には処方する事があります。
- 平日
- AM 9:00-PM 13:00/
PM 15:00-18:30