治療までの流れ
-
1
診断
- 赤あざや赤ら顔は肌の血管を流れる血が透けて見えている状態です。Vビームレーザーで血管をふさいで、目立たなくしていきます。まずは血流や血管の太さ・深さなど症状をチェックして、レーザー治療に適しているかどうかを診断します。※血管腫のレーザー治療は症状を改善させるものであって完全になくなるわけではありません。
-
2
麻酔
- レーザーを当てた時は輪ゴムで弾かれるような痛みがあります。必要に応じて治療前に麻酔テープやクリームをお渡ししますので、指示に従ってご使用ください。小さなお子様の場合、おさえや全身麻酔が必要になることがあります。
-
3
治療前の注意
- 日焼けをしているとレーザー光が肌のメラニンに吸収され、血管まで届かないだけではなく、合併症の原因となります。日焼けをして真っ黒な方は長期間の遮光が必要です。レーザー照射前にお化粧や日焼け止めをよく落として頂きます。当院にもクレンジング、タオルのご用意がございます。
-
4
治療後のケア
- 治療当日はそのままにしておいてください。入浴はレーザー照射の翌日から可能ですが、熱いお湯や強くこすることは避けてください。薄いかさぶたは1週間~2週間で取れていきますが、それまでの間は軟膏を塗って保湿してください。場合によっては、テーピングをして頂くことがございます。乾燥していれば、患部以外に軽いお化粧をして頂いても構いません。洗顔・メイク・シャワーは翌日からお願いします。
-
5
治療後の注意
- レーザー後は患部の色が黒っぽくなり、時に水ぶくれができたりすることがあります。レーザーを当てたところを引っ掻いて傷つけたりすると、傷跡や黒ずみ(色素沈着)の原因となります。特にお子様の場合、ガーゼや手袋の着用により患部を保護することが必要です。レーザー治療後は、遮光が必要です。遮光をしないで外出したりすると肌が茶色くなる原因となります。外出時には日焼け止めクリームをこまめに使用してください。